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太宰府天満宮。

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福岡といえば、太宰府天満宮。学問の神様「菅原道真」が祀られていることで有名です。 昔、受験の年によく太宰府天満宮のお土産で、鉛筆を頂いた記憶があります。 道真公は、平安時代に活躍した政治家です。類希なる才能を発揮し、宇多天皇に重用され、右大臣になりました。しかし、その才能に嫉妬した左大臣 藤原時平の策略によって、太宰府に左遷されてしまいます。道真公の死後、相次いで天変地異が起こったことから、祟りろ恐れられ、天満天神として、信仰の対象になりました。 そして、太宰府天満宮といえば、、実はおしゃれスタバがあることで有名です。 表参道にひと際目立つ、奇抜なデザイン。東京オリンピックに向けた、国立競技場のリニューアル設計で話題になった隅研吾氏がデザインをしています。コンセプトは、自然素材による伝統と現代の融合。 さて、門をくぐると、牛が迎え ...

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沖宮。

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琉球八社のひとつ、「沖宮」。那覇の街、奥武山公園内の丘の上にあります。 沖縄在住のお知り合いから、とてもパワーのある神社とお聞きしています。台風直撃と予報されていたこの日。風は特になく、途中雨は降るものの、沖宮に到着すると、スカッと晴れ間が差し込みました。 沖縄らしく、神社の守り神は狛犬ならぬ、狛獅子。沖縄の神社ではだいたいシーサーが置かれているような気がします。一般のおうちの前にもシーサーがあるほど。 緑が茂る手水舎。この沖宮の創建は、源為朝の時代と書かれています。鎌倉幕府の初代将軍「源頼朝」の叔父にあたる武士で、平安末期、保元の乱で、源義朝や平清盛に破れ、配流された武士として知られています。伊豆大島に配流されたといわれていますが、琉球の正史によると、源為朝が琉球に逃れ、その子が琉球の初代王「舜天」となったという記述も残っているよう ...

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宝満宮 竈門神社。

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太宰府駅からコミュニティバスに乗って、竈門神社へ。 天智天皇の時代、九州の鎮守として、太宰府が置かれました。太宰府と国家鎮護のために、鬼門にあたる竈門山(宝満山)が建てられました。九州でもっとも登山客が多いといわれる宝満山は、古くから信仰の対象として崇められ、修験道なども盛んに行われてきました。 取りたてて、大きな神社ではありませんが、とても女性らしい神社で、洗練されています。それもそのはず。主祭神に、玉依姫命(たまよりひめのみこと)をお祀りしており、魂と魂を引き合わせることから「縁結び」の神様として、広く信仰されています。 男女の結びだけでなく、家族、友人、仕事、自然など、あらゆるご縁にご利益のある神様です。平成24年にリニューアルされた社務所や、参集殿は、可愛らしくて、美しい。現代的なデザインの神社で、若い女性にも人気がありそうです。ま ...

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総持寺。

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神奈川県横浜市鶴見にある、曹洞宗の大本山である総持寺。 曹洞宗と言えば、歴史の授業で習ったのは、福井県の永平寺ですが、総本山が2つあります。総持寺を開山された瑩山紹瑾禅師の生誕800年を記念したイベントが行われるとのことで、はじめての訪問です。 曹洞宗といえば、鎌倉時代に道元禅師が開山し、永平寺を創建しました。その後、第四祖である瑩山禅師が、1321年に石川県能登に能登総持寺を創建したことがはじまりです。天台宗の寺門派、山門派のように、曹洞宗でも瑩山派(総持寺派)と道元派(永平寺派)の2つの派閥?があるようです。能登総持寺が、明治時代に焼失したことにより、現在の横浜市鶴見に移転されました。 ここへ来て、何より驚いたことが、大祖堂の大きさ。 何より…大きすぎる。千畳敷の内外中陣と952坪の地下室を有するというので、驚き…。 京都や奈良など、大きな寺院に ...