外苑前と原宿の真ん中、ちょうど國學院高校の真裏に位置する「龍厳寺」。
すぐ近くに外苑西通りや青山通りが思えないほど、ひっそりとした丘。
ついさっきまで、国立競技場と神宮球場の歓声に包まれていたとは思えないほど静か…。
すぐ近くに外苑西通りや青山通りが思えないほど、ひっそりとした丘。
ついさっきまで、国立競技場と神宮球場の歓声に包まれていたとは思えないほど静か…。
インターホンを押して、境内には入らせて頂くと、とても緑豊かで昔ながらのお寺。
特にキレイに整備されているという印象はなく、今流行りの「ありのままに」といった感じ。
この「ありのまま」感が、逆の表現をすると、鬱蒼としていて、何かが出てきそうな雰囲気で少しだけ怖い…。
なにか強い「気」のようなモノを感じるお寺です。
こちらのお寺は、弘法大師のゆかりの地をめぐる札所なのに、なぜか「臨済宗」。
明治期に改宗するお寺も多かったとあるので、そのうちにひとつかと思いきや、創建された江戸時代から臨済宗のようです。
禅宗の寺院は、修行は厳しいことが有名ですが、信仰については、あまり強く縛らずに自由度が高い宗派というイメージがありますが、(※それはただ単に父がそうだからかもしれませんが…)真言密教の場合は、「秘密の教え」というほど、教団内部で信仰を深め、修行・鍛錬を重ねて、仏の智慧を悟る宗派であると思っていました。
そのため、八十八カ所巡りはあくまでも、真言宗の寺院のみと思い込んでいたので、とても意外な発見でした。
わたし自身が面倒くさがりな性格なので、各寺院が何派で…どうだ...というところまでは、調べてはいませんが、宗派の違いはちょっと驚いたので、今後はその点にも注目して巡礼をしてみたいと思います。
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