増上寺。

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東京の寺院のなかでも、特に好きなのが、増上寺。
京都にも、奈良にも行けない休日。「あーーー!!お寺に行きたーーーーいッッ!!」と寺衝動にかられたとき、決まって足が向くのがここ。


実は、浅草寺も、とげぬき地蔵も、寛永寺も回向院もちゃんと行ったことはないので、東京にあるお寺をまったく知らないというのもある。でも、御府内八十八カ所めぐりをして気がついた、自分の好みのお寺。昔から日本史が大好きということも影響してか、政治と蜜月関係!?の寺院が好きなようです。

何を知らないほうが、感性だけで何かを感じることができるから、その方がよいのかもしれないけれど、ついつい頭が専攻してしまうわたしとしては、ちょっとした知識をもってから、お寺に挑んだ方がより楽しめるのです。




増上寺の面白さは、なんといっても、東京タワーとのコラボレーション。
きっとフランス人だったら、ここには建てなかったであろう、東京タワー。東京に居て、つくづく感じるのが、ちぐはぐな景観。

江戸の街と言えば、火事。江戸の三大大火をはじめ、廃仏毀釈、関東大震災、東京大空襲など、多くの火の粉によって、変化をし続けて来た東京。明治以降、京都や奈良は政治の中枢から外れていたこと、第二次世界大戦の戦火から免れたことによって、すばらしい古都の景観が残っているけれども、東京はそういうわけにもいかなかった。歴史的背景から考えても致し方ない。とはいうものの、やっぱり違和感。

でも、この違和感こそが、TOKYOであり、別の見方をすれば、新旧が混ざり合った、すばらしいカルチャーの調和なのかもしれません。


さて、増上寺といえば、徳川家の菩提寺として、江戸幕府を代表する寺院のひとつです。安土桃山時代、徳川家康が関東を治めることとなった際に、ときの住職“源誉存応(げんよぞんのう)上人”に深く帰依していたため、徳川家の菩提寺として選ばれたそうです。以前は千代田区平河町から麹町にかけて建立されていた、ここ増上寺は、江戸の南の“鬼門”を守るべく、現在の芝に移転されることとなったのです。




歴史的背景としても、かなり楽しめるお寺ではありますが、やはり現代の楽しみと言えば、この景色、この空間。港区芝といえば、高層ビルが立ち並ぶ、東京屈指のビジネス街。そこに「ポコーーン」と広がる境内。四季折々の木々と、東京のシンボル“東京タワー”。

いつもビジネスで頭をフル回転して、疲弊しがちだけれども、深呼吸して、ふと隣をみると、こんな近くに「なんだか異空間。時間もゆっくり流れていそうな広い境内。」休憩がてら、足を踏み入れてみると、やはりそこは別世界。絶えず流れる自動車の音と排気ガスはすぐそこなのに、なぜか門をくぐっただけで、凛として清々しい空気が流れているような、そんな不思議なところ。なぜか、今までビジネスいよる緊張でこわばっていた体にじわっと血液が流れ始めるのを感じる。力が入り続けていた肩も自然にストーーンと元の位置に戻るかんじ。

ふと周りを見渡せば、いつも見ている東京タワーやオフィスビル。わたしはここを、「東京のエデン(天国)」と呼んでいる。エデンは遠いとこにあるんじゃなくて、こんなに近くに在ったんだーと驚いたあの日から、わたしはここが大好きです。


そして、わたしがもうひとつ好きな場所は「千躰子育地蔵尊」。子供の健康や無事な成長を願うものです。

とにかく、無数の可愛らしいお地蔵さんがいて、みんな赤い頭巾を被っています。ひとりひとり、お顔が違うので、好きな子を探した結果、この手前の子が「わたしの中のナンバーワン」ということになりました。


東京の観光地らしく、ここの絵馬は外国の方のものがとっても多い。逆に日本人の絵馬を探す方が難しかったりして…。でも、願い事は万国共通「Happiness」。

さーーーて、焼き芋食べながら…



紅葉の旅に出ようっっ!

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