鎮西大社 諏訪神社。

, , No Comments

長崎のお祭りで、特に有名な「長崎くんち」。国の無形文化財にも指定されているこの祭礼が、毎年多くの人たちが集まります。その開催地が、この「諏訪神社」です。元々諏訪神社の祭礼として行われる「長崎くんち」。龍踊りと呼ばれる大きな獅子の舞や、長崎ならではの、中国や南蛮、オランダなどの独特な異国の風合いの催しは、いつか観てみたいものです。


路面電車を降りて、交差点にさしかかると、大きな階段が見えます。この丘の上が、まさに諏訪神社。あまりにも長く、急な階段に思わず足がすくみます。


登れども、登れども、なかなか進まない、諏訪神社の階段…。確実に次の日は、筋肉痛です。諏訪神社の創建には、諸説あるらしいのですが、創建は1555年といわれています。戦国時代には、キリスト 教徒の支配地となり、建物などが破壊されてしまったようです。日本でのキリスト教は迫害や弾圧のイメージがありますが、まさか、キリスト教徒が神社などを破壊していたとは、少し意外な事実でした。


とても立派な七五三縄。1641年に幕府の援助によって、再建されました。中国やオランダなど、貿易の要であった長崎は、幕府との関係が深いようです。


やっと、本殿に到着…。とりあえず、水分補給が必要。登った頃には、疲れきってしまったわたし。お詣りをして、少し休んで…。諏訪神社に訪問してから、半年以上経って、このブログを書いていますが、驚くほど写真がない…。しかも、神社のパンフレットには、「境内に珍しい狛犬がたくさんあります」とさまざまな狛犬を紹介しているのに、肝心の写真がない、というより散策していない。いやー、もったいないことをしました。おみくじだけひいたのは憶えています。


坂の街「長崎」。高台が多く、港町らしい景色が一望できる絶景ポイントが多数あります。坂や階段を上ることに必死すぎて、登りきったときには、疲れ果てて、色々と観ることが面倒くさくなってしまいがちです。非常にもったいないことをしたので、次回はきちんと狛犬を確かめに行ってみたいと思います。

0 コメント:

コメントを投稿