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鳩森八幡神社。

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千駄ヶ谷から青山方面へどこかランチはないかなーと思って、とぼとぼ歩いていたら、 突然現れた木々に囲まれた祠(ほこら)。 アスファルトで温まりきった都心に、美しく整備された土壌は涼しささえも感じます。 大きすぎず、かと言って、小さくもない丁度よい広さの境内には、 本殿のみならず、能見堂、稲荷神社、小山!?など、さまざまなスポットがありました。 まずは、本殿。 意外と小さな本殿ですが、昔ながらの木造建築が実に奥ゆかしい。 調べてみると、平成2年の御大典を機に、平成5年、総欅造りの昔の姿に再建されたようです。やはり、元々の日本の風土や気候に合った本来の姿が、いいなーと改めて思いました。社殿の天井には、草花や暮らしの道具をテーマにした天井画が描かれているらしく、いつか拝見してみたいものです。 さて、境内を散策してみましょう。 ...

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【第八十番】長延寺。

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こちらも東京ならではの、マンション型!?のお寺。一見すると、ちょっこと築年数が古めの分譲マンションのようですが、よくよく見てみると、表札に「寺院名」が書かれていたり、玄関が引き戸だったり、山号が掲げられていたり、ちょこちょこ見受けられるお寺の要素。一般のマンションのようなので、少し入りづらい感は否めませんが、勇気を出して、「ピンポーン」。すると、とても優しく迎えてくださった、美しい奥さまと優しいご住職。「若いのに感心ね」と本堂をご案内してくださり、その間にご朱印をご用意してくださるとのこと。 数段の階段をくだると、少し小さめの本堂。ちょうど外から見えた、玄関の隣の御堂です。真言宗のお堂らしく、密教法具と両界曼荼羅。弘法大師さまに手を合わせていると、かわいらしい猫ちゃんがトコトコと...。お寺に“猫”。うん、お寺って、ワンちゃんよりもネコちゃんの方 ...

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なら燈花会 -東大寺-。

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1年に1度。夏の10日間に行われる「なら燈花会」。 今年の開催は、8月5日(火)〜8月14日(木)までということで、まさに今が真っ最中。 若草山をはじめとした、緑の豊かさと1300年の歴史を刻む古代日本の趣。 ひとつひとつヒトの手によって、丁寧に灯される、ろうそくの淡いオレンジ色。 まだまだ残暑を感じる夜の暑さと、時折吹く風のここちよさを感じながら、いにしえの「なら」を憶う…。 明治以前の日本の夜の灯りは、行灯やろうそくなど、自然の灯りでした。 風が強く吹けば消えてしまうし、湿気の多い季節には、灯すことも一苦労であったでしょう。そんな時には、きっと無理をせず、大地や大気の導くままに、ヒトも寄り添っていったのではないでしょうか? 現代では、灯りも食生活も交通も、人間の思うがままです。 昼夜、天候に関わらず、常に光を確保できる環境、 ...

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【第三十九番】真成院。

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江戸時代に、四谷の四名所のひとつとして親しまれていた「真成院」。  江戸三十三観音の札所として、潮干十一面観音さまが有名なお寺でもあります。 「潮干観音」?? はじめてお聞きする名前です…。 元々は、信濃の戦国武将・村上義清の守護観音としてつくられた十一面観音さま。 大坂夏の陣の再に、江戸に身を隠したところが、こちらの真成院であったということで、 その後に、返礼として、この観音さまを寄進されたようです。 でも、なぜに潮干なのか…。 当時のこの界隈は、海が近かったようで、観音さまの台石が潮の干満によって、いつも濡れていたことから、このように呼ばれることになったようです。 御府内だけでなく、江戸三十三観音の札所でもある、この「真成院」は、きっとたくさんの人に親しまれているお寺なのでしょう。 こちらは、実はもうひとつ都内ならではの大きな特徴があります。 建物の壁面やノボリにあるように、現在は“四谷霊廟”として、屋内のお墓「納骨壇」を取り入れています。 昭和20年5月、あの東京大空襲によって、ここも大きな被害を受けてしまったと言います。 寺院再建時に、これからの東京の土地事情を鑑み、いち早く室内霊園を建したのが、こちらの「四谷霊廟」です。 東福院さまのご紹介でも、お話をさせて頂きましたが、寺院も、時代の流れに合わせて、檀信徒のライフスタイルに合わせて、変化していく必要があるようです。 また、その地域によっても、どのような寺院が好ましいか?という定義も異なってくるのでしょう。 うん、、東京の寺院をこれだけたくさんまわっていると、やはり「東京らしいな」と思うことが多々あって、とても楽しいし、勉強になります。 こちらのお地蔵さまは、ちょっと新しめの半跏スタイル。 なんだか、お顔もお若い気がしますね。今回は、潮干観音さまをお参りできなかっので、またお邪魔してみたいと思いました。 種はまかれてから、 ...

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【第八十三番】蓮乗院。

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四谷界隈の巡礼をして感じたこと。お寺の数が多い...。 浅草や高輪界隈の寺町については、なんとなく知っていたものの、四谷については無知識。 歩けば、歩くほど、小さなお寺がたくさんあります。 さて、そんななかで、一般の民家と同じくらいの小さな間口にもかかわらず、 東京寺院の近代化の波にも負けず、風情を守っていらっしゃる「蓮乗院」。 やっぱり、お寺はこのような雰囲気であってほしい...と勝手に思ってしまいます。 こちらでは、東京大空襲の際に建物が喪失してしまい、戦後に再建されたとのこと。 新しくもなく、かといって、そんなに古くもないところが、ちょうどよくこの風情を残すことになっているのかもしれません。 御朱印を頂きにいくと、70歳くらいの可愛いおばあちゃんが二人。 一人はお大黒さまで、一人はお檀家さま? 「よくいらっしゃいましたね ...