太宰府天満宮。

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福岡といえば、太宰府天満宮。学問の神様「菅原道真」が祀られていることで有名です。
昔、受験の年によく太宰府天満宮のお土産で、鉛筆を頂いた記憶があります。

道真公は、平安時代に活躍した政治家です。類希なる才能を発揮し、宇多天皇に重用され、右大臣になりました。しかし、その才能に嫉妬した左大臣 藤原時平の策略によって、太宰府に左遷されてしまいます。道真公の死後、相次いで天変地異が起こったことから、祟りろ恐れられ、天満天神として、信仰の対象になりました。

そして、太宰府天満宮といえば、、実はおしゃれスタバがあることで有名です。


表参道にひと際目立つ、奇抜なデザイン。東京オリンピックに向けた、国立競技場のリニューアル設計で話題になった隅研吾氏がデザインをしています。コンセプトは、自然素材による伝統と現代の融合。




さて、門をくぐると、牛が迎えてくれます。2月中旬ではありましたが、とてもあたたかいポカポカ陽気。「寒い」と意気込んで持参したダウンコートは必要なかったようです…


2月中旬。祝日ではあるものの、参拝客の多さが気になります。
そうなんです。梅の名所として知られる「太宰府天満宮」。まさにベストシーズンだったようなのです。

「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」

道真公を慕って、都から一夜にして飛んできたと伝えられる由緒のご神木「飛梅」があります。梅はこの他に約200種、約6000本が境内にあり、毎年色鮮やかに咲き誇ります。



ご本殿をお参りします。屋根の造りが変わっています。檜皮葺のご本殿は、安土桃山時代に、小早川隆景によって、約5年の歳月をかけて造営されました。400年以上の歴史を誇る国の重要文化財です。



太宰府は、この太宰府天満宮を中心に、九州国立博物館や遊園地など、さまざまな施設が周囲を囲んでいます。九州の歴史をたどる国立博物館では、古代の日本の歴史を勉強できます。子供から大人まで愉しめる「太宰府」。ぜひ、受験前の最後のリフレッシュに太宰府天満宮に訪れてみてはいかがでしょうか?美しい梅が迎え入れ、合格を祈願してくれるはずです。





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