【第六十六番】大聖院。

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三田界隈の御府内めぐり。
目的の寺院が近いので、とても巡礼しやすいです。

次に訪れたのは、宝生院の並びに位置する大聖院。
土地の形状が敷延(道路と接する部分が 路地状になっている土地)になっており、
建物が奥まっているため、なかなか場所が見つかりづらいです。

東京の寺院は、都市開発の影響か、土地の権利に影響か、はたまた不動産所得に関することか、
境内・建物の面積がとても小さく、ちょっとお金持ちの豪邸のような一般的な民家のような造りが多いのが特徴です。

江戸時代の檀家制度によって、民衆が寺院の檀家になることによって、戸籍を管理していた…。
、、とたしか日本史の授業で勉強した記憶があります。

主には墓、戸籍、葬祭などを行う、地域密着の寺院がメインのため、このように小ぶな寺院が多いのでは?と推測をしています。

そして、近年ではお寺の経営も厳しいと言われている時代。
いかにも「東京ならでは...」という土地の活用。いろいろと考えるものですね。



なんと、御堂が鉄筋コンクリート造のマンションになってる・・・。
しかも、6階建てくらいはありそうだし、パッと見、1フロア3~5住戸は確保できそうな床面積。
なるほど、、収益不動産を建てて、賃料収入で補填ってことですね。

わたしも日頃は、不動産会社で働いているので、もっともな不動産活用方法ではあります。
この場合、税金はどうなるのだろう…。
ちょっと調べてみると、どうやら、消費税、登録免許税、印紙税は非課税のようです。
しかし、これが収益事業となると、法人税の納税義務があるらしい…。
そりゃ、そうですよね…。

これは気になるので、改めて、調べることにします。
こちらについては、本業のコラムに掲載しようかな?
寺の娘が語る「宗教法人と不動産」なんて…笑

なんだか世知辛いというか、なんというか、
わたし自身、お寺の学びも好きだし、商売も好きだし、なんとも言えませんが…

「うーーーーーん。」という感じ。


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