【第六十二番】威光院。

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モダン… 。
ちょっとカッコよすぎやしませんか?

と、問いかけたくなるような最先端のデザイナーズ寺院。
こんなに洗練されてしまうと、ちょっと近づきづらい気持ちもありますが、そろそろご朱印慣れもしているので、まずは中に入ってみます。

なんだか、青山の根津美術館に似た雰囲気です。
日頃は、不動産の仕事をしているわたし。やはり気になるのは、設計…。

調べてみました...。

どうやら、こちらの設計は、竹山聖氏率いる設計組織アモルフ。
OXY乃木坂や強羅花壇の建築などで受賞歴もある有名な建築家。
京都大学の准教授でもあり、著書も多数あるようです。



どうやら、こちらの威光院は、2012年に竣工。日本の現代建築らしい造りです。

ちなみに、建て替え前はこんなかんじ。  → 参考:今御朱印研究室


明治っぽい?異国情緒のあるピンクの柱。
こちらも素敵です。

というわけで、中へ入ってみると、
実に優しい奥さまが迎え入れてくださいました。

ご朱印をご用意して頂いている間に本堂へ。
黒い石の廊下が続き、コンクリート打ちっぱなしの壁には、ちょうどよい高さに、絶妙な大きさの窓。


境内の景色が、まるでひとつの絵画のように映ります。

やっぱりお寺というよりは美術館。

本堂もそのまま土足で、モダンな雰囲気が続きます。
こちらは、安藤忠雄氏の石の教会を思わせるようなイメージ。

あまり建築に詳しくないので、ツウの方から言わせれば、全然違うし…と言われるかもしれませんが。

ここで興味深かったのは、四国八十八ヶ所のの集印掛軸。
どうやら、檀家さまからの寄贈品のよう。

いつか挑戦したい四国遍路に想いを馳せて、
かっこよすぎるジャパニーズアーキテクチャをあとにすることにしました。

ご朱印の文字もなんだか、モダン…。




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