【第六十一番】正福院。

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この手の門構えのお寺、ホントに多い…すぐにブログに反映しないとダメですね…
延命院と、かなり間違えやすい正福院。…いうか、間違えました。

こちら、小さな境内ではありますが、とても興味深い石仏がいらっしゃいます。
なんだか気になって、ついつい立ち止まってしまいます。

ちょっと珍しい?
関西ではなかなか見かけないけれど、関東圏で見かける白衣観音。


以前に、ご紹介した「大船観音寺」の大仏も、白衣観音さまです。
白衣観音さまの袈裟は、僧が切るものではなく、在家が着る白い袈裟を羽織っていることから白衣観音と呼ばれているそうです。

また、こちらの観音さまは、通称「マリア観音」と呼ばれており、隠れキリシタンの方たちが、マリア像として崇拝されていたと言われています。

長崎にも多く点在しており、五島列島にも有名な白衣観音さまがいらっしゃるとのことです。たしかに、一番母性を感じる仏さまですね。




そして、何よりわたしが一番気になったのがこちらのお釈迦さまとお地蔵さま。

なぜか、右目に切り傷…。「森の石松」を思わせる、すこし暴れん坊の仏さま。
お顔の表情にすこし険しささえも感じます。

でも、なぜにお釈迦さまもお地蔵さまも、お二人とも傷が出来てしまったのでしょうか。

こんな発見が、お寺めぐりの楽しさだったりもします。
あらたな仏像との出逢い、好きな仏像との再会が楽しくて、仕方がありません。














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