東京メトロ銀座線 稲荷町から田原町にかけて、浅草界隈の札所が九ヶ所あります。
とりあえず、この日の予定は、田原からスタートして、ぐるっとまわってから、芸大美術館の法隆寺展に行こうと思います。
そんなわけで、まず一番最初は、駅から一番近い不動院。東京らしい小さなお寺です。
そんなわけで、まず一番最初は、駅から一番近い不動院。東京らしい小さなお寺です。
町の寺子屋塾のような玄関には、やさしいご住職と息子さんと思われる小学生の少年。
一生懸命書道の練習をしていました。
その横で、サラっと御朱印を書いてくださるご住職。
この何気ないお寺の日常感が、まるで私の小さな頃を投影しているよう。
御朱印を書いて頂いている間に、わたしは本堂へ。
普段は地域の檀家寺院かと思われるこのお寺の御本尊は、明王さま。
やはり、不動院という名のとおり、お不動さんです。
数珠を取り出し、手を合わせると、自然に般若心経が声に出るわたし。
高野山別院で御朱印帖を見つけたから…と軽い気持ちで始めてしまった御府内八十八カ所巡り。
でも、実際に巡礼をはじめると、ただのスタンプラリー的なものではなく、
そして、帰り際に、ご住職から「もう浅草は周られましたか?」とお言葉をかけてくださいました。
「いえ、これから参ります」とこたえると、浅草九寺の地図をくださいました。
iPad に住所入力して、充電気を気にしながら、歩いていたわたし。
この日はあいにくの雨と言うこともあって、紙の地図を頂けるのは本当に有難いです。
帰り際、お坊ちゃんが「バイバーイ!」と元気よく見送てくれて、
浅草の人情をジーンと感じた浅草寺参りのスタート。
0 コメント:
コメントを投稿